top of page

AURALEE 2024年秋冬コレクション

  • 執筆者の写真: mashroom
    mashroom
  • 2024年1月17日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年1月22日




デザイナー岩井良太が手がける AURALEEが2024年春夏コレクションをパリで発表しました。


冷え込んだ冬の夕暮れ、友達との待ち合わせや、家族の夕食を楽しみにしている仕事終わりの帰路。期待と高揚感。昼から夜へと移りゆくその曖昧な時間は、日中の緊張感から解放され、安らぎがもたらされるひと時です。一日の二重性を隔てる短い間にだけ存在する静けさ。

AURALEE 2024 秋冬コレクションは、日常から息抜きの時間への移り変わりを可能とするスタイルに焦点を当てています。

オフィスやワークウェアにインスパイアされたルックは、日常のユニフォームでありながら、美しいコートや端正な靴との合わせや、次の予定の服を詰め込んだシックなガーメントバッグがアクセントとなり、洗練されたスタイルに生まれ変わります。


アルパカツイードの柔らかいテーラードジャケットや、肩が強調された軽やかなメルトンコート、ボリュームのあるキルティングダウン。ウールボンディングのアウターや、ウールダブルフェイスのパーカ、ボンバージャケットには、スタイリッシュで洗練された工夫が加えられています。

シルエットはややボクシーでリラックス感があり、ウィメンズのコートでは、よりシェイプされた形も見られます。ふわふわのベビーキャメルやウールで作られたマキシ丈のドレスはエレガントな印象を与え、ウールのスーツ生地のジャンプスーツは、肩を露出させた優雅なスタイリングを施されています。

控えめでニュアンスのあるカラーパレットは、落ち着いたブラウンやチャコールのダークトーンに、ライトベージュやグリーンの明るさが対照となり、さらには目を引くパープル、ターコイズやレッドの鮮やかな色調が、エネルギッシュなムードを表現しています。


いつも通りAURALEE のファブリックは、洗練された個性と比類ない品質を持ちます。ブリティッシュウールのシャープな質感と、ラグジュアリーでボリュームのあるアルパカが混ざり合ったアルパカツイードは、堅牢でありながらも軽やかで、温かくコンフォートな素材です。革新的な織り技術によって微妙な表情を生むボンディングメルトンも同様に軽量で、スポンジの様な独特な弾力を持ちます。メルトンはまた、厚みがありながらも優しい手触りを併せ持ったダブルフェイス素材でも展開します。

さらには、ふんわりとしたシャギーアルパカやモヘア、プレミアムウールフランネル、褪色加工を施したダックキャンバスなどの幅広い素材のバリエーションが、AURALEE に唯一無二の魅力を与え、価値とスタイルを完璧に調和させています。



Comments


bottom of page