デザイナー大江マイケル仁が手がけるCOGNOMENが2024年春夏コレクションを発表。タイトルは "empathy"
デザイナーの趣味であるフットボールの試合後のユニフォーム交換がインスピレーション源となったコレクション。たとえば、異なる体型の選手間で“交換”されたユニフォームは、それぞれのアンバランスなシルエットを生み出します。さらに、アンダーシャツやトレーニングウェアとのレイヤーからは、試合後のほんの10分間だけ目にすることができる新鮮
な選手の雰囲気が醸し出されるといいます。そうして、袖や身頃を取り外すことができ、その機能と印象が変わるトランスフォーミングなアイテムはデザインされていきました。
また、異なるカラーストライプが入り混じったニットシリーズは、ロッカールームに向かっていく両チームの選手たちが入り乱れるシーンから着想されました。立ち襟のオーバーサイズシャツは、ゴールキーパーが退場し、フィールドプレイヤーがより体格の良いGKユニフォームを着てプレイする時の、ルーズフィットでアンバランスな姿に着想されています。スーツは、サッカーフィールドで唯一その姿を許される監督を想起させます。
デザイナーはフットボールの様々なシーンから生まれるドラマをランウェイで表現しました。
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