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doublet 2022 S/S CollectionをParis Fashion Weekで発表

  • 執筆者の写真: mashroom
    mashroom
  • 2021年6月28日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年7月10日


doublet 2022年春夏コレクションがParis Fashion Weekのオンラインプラットフォームで発表された。テーマは″May Way″

ショーが披露されたのは東京郊外にある農園。

野菜や果物をモチーフにしながら、サステナブルな素材や技術を使って、誰も真似できない、いや誰も真似したくないほど手のかかったパンクなスタイルを披露した。


- May Way -

ものすごく過ごしやすい世の中になってきている。

「これはダメ、あれはダメ。これをしたら炎上するから気をつけて。」

「これが良い、あれも良い。これは自然にも悪い影響がないから良いよね。」

世の中が、テレビが、インターネットが教えてくれる。

皆が同じ方向を向いて明るい未来を見据えてる。

その考え方は必要だし、大事なことだとは思う。

けれど、導かれるまま敷かれたレールを歩いて行くこと。

行儀良く真面目すぎることに違和感を感じる。

「環境に良い素材や仕組みで作っている服だからかっこいい。」

ファッションとはそういうものだったのか、と疑問がよぎる。

ファッションは見たり着ることによって、気分が高揚したり、誰かに会いたくなったり、

どこかに行きたくなったり、会話やコミュニケーションが生まれるもの。

そう思ってこれまでも服を作り続けてきた。

それならば、環境に良い素材や仕組みの中で作り上げる反抗的なパンクな服。

いい子なやり方で作る悪い服。

真っ当に邪道に。

溢れる矛盾を吹き飛ばすために。

フランク・シナトラの曲のカバーを歌ったシド・ヴィシャスのように。

僕らのやり方(My Way) で。








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