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FETICO 2023年秋冬コレクション

  • 執筆者の写真: mashroom
    mashroom
  • 2023年3月19日
  • 読了時間: 2分

FETICOが2023年秋冬コレクションを発表した。テーマは"Unique Beauty"


デザイナー⾈⼭瑛美は今シーズン、⾃⾝の個性を⽣かし、独特な美しさを放つ⼥性たちからインスピレーションを得ています。

1920年代に⾃由なライフスタイルを送り、斬新なファッションに⾝を包んだフラッパーをはじめ、映画「キャバレー」(1972年)でショートカットのキャバレー歌⼿を演じたライザ・ミネリ、個性派⼥優として名⾼いヘレナ・ボナム・カーター。⼤胆で⾃由奔放、独⾃の雰囲気を持つ彼⼥たちのスタイルが、デザイナーの⼼に留まりました。

「表舞台に出る⼥性たちは、⾃分を上⼿に⾒せる⽅法を熟知しているよう。そこには正統派な美しさは関係なく、⾃分に⾃信がある⼈(⾃信があるように⾒える⼈)は魅⼒的です」と⾈⼭は話します。


今季のコレクションでは、1920年代のフラッパードレスのディテールを取り⼊れています。象徴的なローウエストのシルエットは、ウールをボンディングしたロングコート、フロッキー加⼯を施したレースのロングドレスなどに採⽤。ダイナミックなフリンジは、テーラードジャケットやロングスカート、ニットウェアなどに複数のスリットを⼊れることで表現しました。

また不規則な柄や編み地から、ユニークな美しさを探求しています。京都の職⼈によって⽣み出されたストライプペイントのブラウスやドレスは、画家・武⽥鉄平が描く作品の筆のタッチがヒントに。左右⾮対称の模様で編み⽴てたニットウェアもまた、不完全の美を連想させます。

「フェティコ」らしいボディラインを強調するアイテムもラインアップ。編み上げディテールが特徴的なジャンプスーツ、くびれ部分をカットアウトしたボディスーツ、肩パッドで誇張したクロップド丈のジャケットなどが揃います。


「ステージに⽴つ⼈も⽴たない⼈も、⼈⽣の主役は⾃分⾃⾝。固定観念にとらわれず、⾃分だけのユニークな美しさを⾒つけて」と⾈⼭。⼥性一人一人のユニークな美しさを引き出すための服がランウェイを彩りました。



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