2020-21年秋冬パリ・オートクチュールコレクションが史上初となるオンラインで開催!
普段なかなか見ることの出来ないオートクチュールの世界を誰でもオンラインで観られるとあって、大きな注目を集めました。
映像での発表ということで様々な手法がみられましたが、発表された31ブランドの作品を全部観たmashroomプロデューサーがベスト5を選出します!
(MAISON MARGIELAと、VALENTINOは後日での発表となるので除外されています)
第5位 YUIMA NAKAZATO
今回、日本人として唯一のオートクチュールゲストデザイナー、中里唯馬。
顧客から預かった白シャツを、顧客とデザイナーがオンラインでコミュニケーションを図りながら、新たな服に仕立て直す実験的な試み [Face to Face]についてのドキュメンタリーを発表。ウィズコロナ時代を見据えた新たな衣服作りに取り組む姿勢を打ち出しました。
第4位 RONALD VAN DER KEMP
「Wardrobe 12」と題して、8本のショートムービーをまとめた映像作品を発表したRONALD VAN DER KEMP。
Instagramを意識したような正方形の画角で作られた作品は多様なファッション映像の手法を見せるショーケースのよう。だが、トータル12分は如何せん長い。
第3位 CHANEL
CMのようなクオリティのCHANELの映像作品。
オートクチュールであってもSNSを意識したようなテンポよく見せる映像ですが、CHANELオートクチュールならではの、豪華な演出のショーを期待していた人たちにとっては物足りないかも。しかしながら、映像で見せるPRということを考えると、もう少し観たいと思わせる、このくらいの長さがベストだと思われます。
第2位 AELIS
パフォーマンスアートとファッションの親和性が高いということは、これまでにも数々のデザイナーが示してきましたが、AELISも今回美しい共演を見せました。
オートクチュールの舞台裏を見せるような映像が多く観られた今回のオンラインコレクションにあって、独自性を打ち出していた部分も評価できます。
第1位 DIOR
『LE MYTHE DIOR』と題された映像は『ピノキオ』等の作品で知られるイタリア人映画監督マッテオ・ガローネが今回メゾンのために特別に制作したもの。
アトリエの匠の技によって具現化されたミニチュアのドレスに魔法のように生命が吹き込まれ、 ファンタジーの世界の住人たちがその夢のようなドレスを身にまとって喜びの表情を浮かべるというストーリー、その映像美、非の打ち所のないDIORの創造性に圧倒される。
文句なしの第1位です!
#パリオートクチュール #オートクチュール
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