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KIDILL 2025年春夏コレクション

KIDILL2025年春夏コレクションがパリで発表されました。タイトルは「999」


LA を拠点とするtheOGM(BlueFace)とYeti Bones(Eaddy)から成るデュオ、Ho99o9(ホラー)とデザイナー末安弘明との継続的な対話が今季のコレクションのインスピレーションとなっています。およそ2 年前、独自の前進欲と無二の美意識を、風狂な佇まい、楽曲、パフォーマンス、衣装を介して体現するHo99o9がKIDILL のスタイルを纏ったことから両者の関係は始まりました。

特定の人物のスタイルコードがデザインの着想となることは、KIDILL にとって初めての試みです。身体の特性を凌駕するアイコニックなウェディングドレスや、もっともユニークなDIYライブコスチューム、直裁的な「彼らが私服で着ていそうな姿」といった、対話のファクトだけが織りなすことのできるイマジネーションは、Ho99o9 のグラフィックや

刺繍だけでなく、無数のジッパーやフロントを留める南京錠のディテール、ノースリーブのデニムベストやレース素材のシンボリックな使用、カスタマイズ精神の進化に至るまで色濃く注ぎ込まれています。


また、umbroとのコラボレーションによるトラックジャケットやパンツ、ゲームシャツをはじめ、アイロニカルな一点もののマスク、HIZUME との帽子など複数のコラボアイテムがコレクションに多様性をもたらしています。


Ho99o9 の名に秘められたコード“999”

悪魔の数字ともいえる666 を逆さにした数字であり、1000-1 という未定義の意味を孕むこのエンジェルナンバーは、無限の可能性と先進の魔力を秘め、デザイナーの現在形の心をも代弁しています。



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