2015年の「SYU.」立ち上げから8年目の節に改名し、2022-23A/Wコレクションで新たなスタートを迎えた「SYUMAN.」、そして同コレクションから、ローンチのウィメンズブランド「Animus.」の初となるランウェイショーが開催されました。
テーマは “Listen to your Eyes”。ブランドのリクリエイションを機に、デザイナー・SYU.の服作りの原点に立ち返るコレクション。全ての表現者へのリスペクトと、世の中への愛が込められています。
これまでもユニセックスな提案がされてきたブランドですが、今回メンズとウィメンズを分けることにより、多様化している個性へのアプローチとなり、“個人が自分を表現するために選択できる”洋服を提案します。
「SYUMAN.」ではコーデュロイのセットアップや、ビジュースウェット、オーバーロングなサイジングなどの細部のデザインにこだわりが見られ、少年心を掻き立てる大人も長らく愛せるアイテムが揃います。
「Animus.」では、振付家/舞踊家ピナ・バウシュにみる身体で奏でる美しさのインスピレーションから、セットアップジャケットやインナーのボディラインで、より女性らしさを強調。コレクションを強くしなやかな印象に仕上げました。
そのほか、本コレクションではLAを拠点に展開する「Clutch golf」×写真家「小見山 峻」のトリプルネームや、90時代カルチャーを反映し制作する「BOWWOW」、某ブランドのデザイナーを経て、現在、様々なブランドとの企画を担当している「iiii」に、ブランド誕生100周年の「Dickies」など、多数コラボレイトアイテムも発表。
また今回のショーでは、SIRUP × SYU.HOMME/FEMM.として2020年春夏にコラボレイトしたリレーションシップもあるSIRUPが、朋友であるAAAMYYYとShin Sakiuraとのジョイントワークで、コレクションテーマを元に初のショー音楽を担当し、ライヴでのセッションが実現しました。
そして、モデルには実力派アーティストグループとして活躍する、JUNON（BE:FIRST）が初となるランウェイでのキャットウォークを、さらには数々のダンスバトルやコンテストで優勝し現在注目を集める、THE D SoraKiがショーのストーリーテラーを務めました。
多様なカルチャーが行き交う東京という街を表現するかのように、多方面からのアプローチによって、ひとつひとつの洋服に表情が生まれたコレクションとなりました。
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