デザイナー久保嘉男が手がけるyoshiokuboが2022年春夏コレクションを発表した。
ミラノ、パリなどでのランウェイショー、デジタルでの発表を経て、今回5年ぶりに東京でのランウェイショー開催となった。
今回会場に選んだのは、中目黒にあるブランド本社。3回のショーに約40人づつのゲストを招き、コレクションを開催。インビテーションに、ゲストそれぞれに向けたデザイナー久保のコメント動画をQRコードをつけて送るなど、久々の東京でのショーをより近く感じてもらうような仕掛けを施した。
ショーでは、先にパリメンズのデジタルプラットフォームで発表した作品に加え、東京での発表に合わせて、多くの作品を新たに製作し、披露した。
テーマは「WARRIOR MONK」
僧兵をテーマに和のミリタリーを展開。将棋のこまのプリント柄や迷彩も竹林であったり、ディテールは和でありながらも、素材やパターンで、スポーティーかつ機能的なアイテムに仕上げている。
今回ブランド初となるメンズのアイテムを女性モデルに着せての発表も見所の一つ。またTikTok450万、Instagram124万フォロワーと注目のモデル大平修蔵を起用するなど、女性や若い購買層へもアピールを試みた。
音楽はLicaxxxがバイノーラルで作った音源を、ゲストがヘッドホンで視聴するスタイルを採用した。
「ファッションショーはおもてなし」という久保は、エンターテイメントを意識したショーを披露した。
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